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あの日以来…涼香と初めて一つになった日から…
俺は涼香とは離れる事が嫌と言わんばかりに常に一緒におった。
できるなら…
一日中一緒にいたい…素直にお互いに思うていた。
登校も…下校も…
常に一緒やった。
直巳と千晶も同じやった。
いつも、Wデートしとるような感じやった。
そんなある日…
昇流
『なぁ、功弥ぁ…』
功弥
『あん?』
昇流
『最近あいつら熱過ぎへん?』
功弥
『せやなぁ…連れやから嬉しいねんけど、なんかムカつく部分もあるよなぁ💧』
昇流
『俺ら…虚しい男よのぉ💧ムカつくから裏(裏庭)行って一服すっか😆』
功弥
『せやな✨』
裏庭―
シュボ…
ぷはー💨
昇流
『なぁ、おめー好きな奴とかおらへんの?』
功弥
『俺?…おるで…』
昇流
『お❤誰や誰や❤』
功弥
『…怜。』
昇流
『…怜かぁ…あいつなんだかんだ言うてもかわええからなぁ✨』
功弥
『…拓と…シたんやろ…?』
昇流
『…。』
功弥
『…やっぱ…強くなかったらモテへんのかなぁ…』
昇流
『どうなんやろなぁ…』
功弥
『なぁ…昇流』
昇流
『あん?』
功弥
『…強く…なりてぇな…』
昇流
『…功弥…。』
そして―
下校時間―
直巳
『ちぃたぁん❤帰ろうで❤』
千晶
『なぉたぁん❤帰ろかぁ❤』
昇流
『相変わらず熱っちいな、お前ら💧』
直巳
『まぁなぁ❤お前も早よ彼女作れやぁ✨』
千晶
『アタシらには敵わへんけどなぁ❤』
直巳
『ほななぁ✨』
昇流
『はぁ…切ないなぁ💧』
功弥
『昇流ぅ、帰ろうや✨』
昇流
『せやな💧』
帰り道―
功弥
『あーあ、なんかおもろい事あらへんかなぁ…』
昇流
『あらへんなぁ…ん?おい…功弥…』
功弥
『あ?』
二人が見た先には…怜…。
怜と、もう一人、女の子が歩いていた。
昇流
『あれ…怜やんな?』
功弥
『せやな…。』
昇流
『よっしゃ、声掛けよか😆』
功弥
『でも…よ…』
昇流
『ええから、ええから✨』
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