第四章~深愛~

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昇流は怜に声を掛けた。 昇流 『よう、怜ちゃうの⁉』 怜 『え…?あ…拓翔の友達の…』 昇流 『俺昇流✨こいつは功弥✨そのコは?』 怜 『このコは幼馴染みの加奈✨』 澤口加奈(さわぐちかな) 『ちわ✨澤口加奈でーす✨』 昇流 『はじめまして✨(うわ、ごっつ可愛ええやん❤)』 功弥 『ども…』 昇流 『暇やったらどっか行かへん⁉』 怜 『えー⁉どないしよっかなぁ⁉なぁ、加奈⁉』 加奈 『せやなぁ…⁉』 怜 『あ❤ええ事考えた❤』 昇流 『なんやー⁉』 怜 『アンタら二人で拓翔と涼香別れさしたら遊んであげてもえーよ❤』 昇流・功弥 『‼⁉』 怜 『できる訳あらへんよね❤ほな諦めやぁ✨』 加奈 『アンタまだ小澤の事諦めてへんかってん⁉』 怜 『だってぇ、喧嘩強いし、顔もアタシ好みやし❤その辺の男とはちゃうねんもん❤』 加奈 『まぁ、確かにね✨』 怜 『ほな、そーゆー事やから✨バイバーイ✨』 二人が去った後、二人が残された。 ガンッ‼ 昇流は近くにあったベンチを蹴飛ばした。 昇流 『なんやねん‼いつも拓翔拓翔て‼‼喧嘩強いんがそない偉いんかぁ‼‼うぉぉぉ‼‼‼』 功弥 『昇流…くっ…うわぁぁぁ‼‼‼‼』 二人は無我夢中でベンチを蹴飛ばし、破壊した。 はぁはぁはぁはぁはぁ… 功弥 『ハァハァハァ…昇流ぅ…』 昇流 『ハァハァハァハァ…あん?』 功弥 『強う…なろうや…あいつらに負けんくらい強うなろうや‼』 昇流 『せやな‼強うなろうや‼』 功弥 『それにはまず喧嘩慣れせなあかんな…』 昇流 『…せやな…』 二人の視線の先には… 中学生らしき3人組が歩いていた…。
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