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それからアリスとtetsuは、逢う事なくそれぞれの日々を過ごしていた。 アリスはボストンへ発つ準備が着々と進められ、tetsuは音楽の道へ真っ直ぐに突き進んで行った。そんなある日tetsuは親友のKenと食事に出掛けた。 落ち着いた、雰囲気のイタリアンレストランに入った。 tetsu「あーお腹空いた~♪kenちゃん何食べる~?」 ken「えっと…ゴルゴンゾーラとサラダにしようかな」 tetsu「じゃあ、俺もそうしようかな…」 tetsuは店員を呼び、注文した。 ken「なぁ…tetsu…」 tetsu「何?Kenちゃん…」 Ken「あー!やっぱりダメだ!!」 tetsu「だから…どうしたの?!」 tetsuは困惑した表情を浮かべた。 Ken「tetsuとは、幼なじみだし、やっぱり内緒になんか出来ない。アリスちゃん明日ボストンへ発つんだって!昨日アスカから聞いたんだ…」 tetsu「………」 ken「アスカは辛いだろうからtetsuに言うなって言ってたけど俺は二人が何も言わないまま別れる方が辛いと思う。tetsu!アリスちゃんを見送ってやれ!」 tetsu「でも…俺が行ったらアリスは…」 Ken「アリスちゃんなら大丈夫!tetsuの言葉を励みに旅立てる」 tetsu「Kenちゃん。ありがとう…出発の時間とか解る?」 Ken「フライトは13時30て言ってた」 tetsu「kenちゃん、恩に着るよ!」 Ken「いいって!料理来たよ…食べようか」 tetsu「うん、頂きます♪」 Ken「頂きます♪」 kenと親友で好きな音楽も一緒に活動出来て、幸せだと感じたtetsuだった。
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