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広い場所にでた…光が差し込んでくる。眩しい…
太一「出口です…」
太一が指差す方向にはひとつ鉄の大きい扉があった。だが扉の前がかなり陥没している。
駿「開いてるのか?」
扉に近付こうとした時麻里が叫んだ。
麻里「駿!!黄色の反応!!」
駿がその場にとまったその時、地面から巨大な球根がでてきた。
守 「こいつが…もうひとつの実験体?」
大量の触手がでてきた。まるで扉を守っているように…
藍「一旦逃げよう!」
藍が叫び通路に向かって走りだす。
太一「もうひとつ…黄色の反応?」
通路のほうから足音がきこえる。なにか金属のものがこすりあうような音とともに…
圭「まさか…」
闇の中から実験体が現れた。皮膚はドロドロに溶け片目がない…だがその手にはしっかりと斧が握られている。
圭「挟み撃ちかよ…」
次の瞬間球根が触手をのばしててきた。全員目を瞑った。ドスっと音がきこえる……実験体に触手が刺さっていた。だが実験体は斧で触手を切り落とし植物の怪物に歩み寄っていった。
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