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圭「今のうちに逃げるぞ」
皆図書室に向かって走った。ツグミが途中触手に足をとられてしまった。誰も気付かなかった…せっかく逃げれるチャンスだったのに…
渚「あと9時間しかないよ…」
あと9時間…あと9時間で…死にたくない…
一回の大広間まで逃げてきた。追ってくる気配はない…
麻里「太一?」
麻里があたりを見回していった…太一がいない…そしてもう一人
藍「ツグミ?」
駿「まさかあいつら…」
圭「…くそ!!…」
圭はまた図書室に向かって走り出した。
その頃太一とツグミはまだあの実験体がいる地下の出口にいた…逃げようと思えば太一は逃げれたはずだ だがツグミが…実験体は植物の核を斧で破壊すると植物から透明な液体が飛び出してきた。そして…中から人間の死体が三体…
ツグミ「太一逃げて」
太一「…」
実験体は少しずつ太一にせまってくる。太一の足が震えている…
ツグミ「太一!!」
その時ツグミの足から触手が外れた。だがその時鈍い音がし太一の頭が割れた。
ツグミ「あっ…」
太一の血を浴びてツグミの頭がおかしくなりその場で呆然としている…最期にみえたのは実験体が笑っている顔と太一の死体…
ツグミ「…藍…」
そう呟いた時…ツグミの頭に衝撃がはしり意識は途切れた。植物が枯れた…大きな扉は半分崩壊していて鍵が開いている。実験体が笑いながら日本語で「アト…ナ…ナ…ニ…ン」と呟いて歩き始めた。
男子
6番 後藤太一
女子
13番 持田ツグミ 死亡
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