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いない…どこにもいない…レーダーに反応はない…
圭「うわ?」
足を滑らせ坂を転げ落ちる。その時誰かに受け止められた。
守「まったく…どこの誰かと思ったら…」
麻里「かっこよく転がってくるなんて…」
渚「ほら…時計みしてよ」
藍「カッコ悪…」
圭「えっ?みんな?」
わけがわからないまま時計を渚にみせる。渚は「動かないで」と言って時計をいぢりはじめた。
圭「ちょっ…まて…」
カチンと音がして時計が手首からはずれた。渚は噂にきいついたがかなりの機械オタク?みたいに機械を解体したりするのが好きみたいだ…これほどの腕とは…
渚「お父さんの作業小さい頃からみててさ…本当は工業学校に行きたかったんだけど…」
皆手首から時計がなくなっていた。逃げよう…とにかく走れ…
藍「信じてたよ…おかえり…」
藍が圭に言った少し泣いてるみたいだ。
圭「…ただいま…泣くなよ…」
藍の頭を軽く叩く。しかしまだ悪夢は過ぎていなかった。
城の中…謙三が広間の扉を開けた。
謙三「生臭い…生徒の死体を回収しろ」
兵士たちが一斉に城の中を探し回った。
圭「逃げるってどこに?」
麻里「わからない…とりあえず山を下りれば街かなんかあるはず」
藍「ここどこなんだろ?」
守「さぁな…」
渚「!?圭?危ない!!」
圭「ん?うわ!?」
道にでた圭達の目の前に一台のキャンピングカーがとまった。
?「あぶねーだろ!!」
日本語?日本人?男は車から下りてきた。
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