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謙三「…静かすぎる…」
謙三は城を見回ったところどころ壁が破壊されていたり頭の割れた生徒の死体を発見したり…巨大な蛇の死体をみつけたり…
謙三「…マーフィー?」
実験体がいない。どこにもいない…
謙三「まさか…あの部屋に?」
謙三は図書室に向かった。隠し扉が開いている。
謙三「おのれ…」
地下の階段を下りて広間に向かった。巨大な植物が枯れている。そばに生徒の死体が数体…その中心に倒れている子供…
謙三「マーフィー?」
そこには変わり果てたマーフィーの姿があった。謙三が近づく…後から兵士が走ってきた。
兵士「…報告します…生徒が5名行方不明です…」
謙三「…逃げたな…誰だ?」
兵士「男子…香山守…桜井圭…女子…伊藤藍…遠藤麻里…斎藤渚です…」
謙三「時計の反応は?」
謙三がマーフィーの心臓部分に手を突っ込みながら言った。
兵士「反応がないところをみると恐らく解体されたか壊されました」
謙三はマーフィーの心臓部分からなにやら小さいチップを取り出した。
謙三「その5人を探し出せ…だが…殺すなよ…」
謙三はチップをケースにいれ立ち去った。
謙三「研究所だ…実験体をまたつくる…あのガキ共め…」
車を発進させた。
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