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「くっ!! ……この時代での戦いは終わった……。 キリク君の元へ帰ろ……!!!」
――ドタッ!!
カイザーファングラムはその場に倒れた。
そしてカイザーファングラムの周りに光の粒子が集まり、カイザーファングラムからファングラム、ファングラムからジークへと状態が戻った。
倒れているジークの隣には竜神獣カイザーバーンがサガストーンになった状態と狼神獣ファングが角笛に封印されている状態で転がっていた。
「俺も……さっきのが……限界だったみたいだな……。だけど!!」
ジークは立ち上がろうと腕で地面を押した。
――ドタッ!
力が抜け、ジークは再び地面に倒れた。
「キリク君……どうやら……君との……約束は……護れ……そうに……な…………」
ジークは光に包まれ、光が消えた頃にはジークの姿は無く、サガストーンがもう1つ転がっていた。
ただそこには2個のサガストーンと1つの角笛が転がっているだけだった。
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