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「カイザーファングラム、もういいのか?」
剣神テュールソーディオンが空中からカイザーファングラムの元へ降りた。
「ああ、もう大丈夫さ。それよりすまないな、他のヴァルキリーがサガストーンになったというのに君を最後の戦いにつきあわせてしまって」
カイザーファングラムを除くと唯一サガストーンになっていないのが、カイザーファングラムと同じく北欧の勇者神部隊【ヴァルキリー】の一員、テュールソーディオンである。
「気にするな。ほとんどの巨人がダークストーンになっているとはいえ、まだ暴れている奴らがいる。今の時代の人間を護る為にも必ずこの時代の巨人を倒さなければな」
何故彼だけがサガストーンになっていないかというとそれには理由がある。
「チェーンジ!」
テュールソーディオンは巨大な剣に変形し、カイザーファングラムはその剣を手にした。
「カイザーファングラムテュールセイバー装備モード! さあ! 巨人を倒してこの地に戻ってくるぞ!」
カイザーファングラムは最強の剣を手にして飛び立った。
決戦の地へ
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