砂時計

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いつもと変わらない日々を 僕は心から望んでいただろう やがて崩れていく形でも きっと後悔はしない                 待ち合わせの場所から君を見失いそうになって 迷わずに掴みかけたものを必死に守ろうとした だけど少し本気で楽しそうな笑顔を見た その時止まっていた砂時計が落ち始めた                    サラサラと落ちてく砂時計を見て 小さな愛でも与え続ける事に意味がある 金とか欲とかそんなんじゃなくて 少しでも話してあげようよ自分の事                   明日も君の歌を 少し愛を乗せて歌うよ いつか僕の歌を君が 少し口ずさんでくれたらいいな                       時代がもし君の歌を求めてなかったとしても 砂時計がまた止まり振り出しに戻っても 君はやっぱり僕にとって特別なんだよ これからも愛の歌少しずつ届けるよ                     今でも君を忘れられないのは 君に本気で恋をした証 あの頃なけなしの金で買った 今じゃ思い出つまった砂時計
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