遠ざかる日々

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遠く聞こえる 夏の暑さも緩む頃 甘い記憶も曖昧で薄れていく 優しい声で振り向き至福を願った時も 本当の自分を偽り歩いていた                 今を信じられなくて 言葉で君を傷付け時には泣かした あの頃見ていた リングはもう戻らない                二人の歩いていく先に 悲しみで濡れた日々が いつまでも消えない傷になって 季節を思い起こす いつか笑顔で会えるために 君の幸せ願うよ 足りなかった愛は今もここで 遠ざかる日々を見てる                 近くにいる事が 苦しくて距離をおいた 流れるような日々と何もない理由に縛られた 悩んで恋をした いつまでも離れぬよう サヨナラが残酷に色を変え 少しずつ近づいた                君も大人になって 愛に気付き それでもまたつまづき歩く かすれた声がいつか 優しく強く包み込む               もっと愛を…                 触れるだけでも壊れそうな だけど強く見えた二人の形 後悔して続いていくよりは 最後に強く… 抱きしめて                 二人で歩いてきたこの軌跡 変わらず胸に留めて                これからもずっと…                 遠ざかる日々を見てる
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