【夏】 ~テストとか超怖え…そしてひと夏の青春~

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結局何がしたかったのか進藤はその後泣き出し、俺はそっと放っておいた。 「うぬぅ…アダムが悠太でイヴが私…あとは全員蛇…。それは決定事項だというのに…どうも悠太は悪い蛇に唆されやすい傾向があるようだな…」 SHR中に瑞穂はそんなことを俺に言ってきたが、そんなこと言われたって困る。 「まぁ…アダムとイヴ云々は知らないけど…ラブレターもそろそろどうにかしないとな…」 迷惑…とまでは行かないが、俺自身今のところ誰とも付き合う気はないので貰っても悲しませることしかできない。 これ進藤に言ったら悪★即★斬ってな感じにガトツゼロスタイル!! 「悠太も迷惑していたのだな!?よし、私に良い考えがある!!顔を近づけろ!そして目を瞑って接近してこい!」 「そのまま話せよ…」 何か瑞穂のこんな言動にも慣れてしまった…。 「うぬぅ…まぁ良い。 では…私の案は…子供を作ろうということだ」 What...? 子供? 「悠太が私との間に子供を作れば、さすがに誰もが敗北を認めるであろう! 子供の名前は何にしようか…?」 「話が飛びすぎだ。却下」 子供は好きだけどな…。 んなことこのジェントルマン悠太くんがするわけないだろ常考。 「ん?姓はどちらになるのだ?三間坂か?龍遠寺か? 三間坂瑞穂… 龍遠寺悠太… どっちもいけるな…。私が嫁ごうか?」 聞いてないしwww まぁ…妄想するのは自由だしな。 止めても止まらんだろうからもういいや…。
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