【夏】 ~テストとか超怖え…そしてひと夏の青春~

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「なぁ悠太よ~…俺は常々思ってることがあるんだけどよ…」 「あぁ…胸の内にしまっとけ」 「聞いてくれよっ!!」 何か可哀想になってきたんで聞いてやることにした。 「確かにお前は顔はそれなりに良い。だからモテるのも頷ける。 だけどな…何であんな美人たちが自分からおまえの所によってくるんだよっ!!」 それを聞いたらダメだろ~。 「それ何てエロゲ!?フラグ乱立じゃん!!普通あれほどまで夢中になったりしないだろ!?現実だぞここは!!」 お前…それ言ったらアカン!! 「進藤…落ち着け…」 「これが落ち着いていられるかっ!!紹介してくれよ!どうせ今日もラブレター貰ったんだろ!?」 何か…必死だ…。この休み中に何があったんだろうか…? 「進藤…紹介してくれとは言われたが…別に断っても構わんのだろう?」 「断るなよっ!!良いじゃんかよ!!俺たち親友だろ!?」 「勝手に親友になるなコノヤロウ…」 千佳の毒舌がうつりそうだ…。 「それに、俺は紹介できるほど知り合いがいないからな…。ラブレターだって瑞穂に全て処分されるから見たことないし…」 「はぁ…良いよな…彼女持ちはよ~…それに柿崎と二股ですかっての…。 そのうち悠太死ね弾幕張られるぞ?」 それは俺も気をつけようと思ってる。 「ってか彼女じゃねぇから。瑞穂は幼なじみで樟葉は友達だ」 「またそれかよこのモテ夫が!!羨ましいんだよっ!!」 とか言われたって困りまくりング
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