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べんっ!
『痛っ!!』
突然、私の頭に衝撃が与えられたので、私は眉を歪めて振り返った。
後ろに、健斗がニヤついて立っていた。
ブレザーをわざとルーズに着ていて、髪型はウザったいくらい前髪が長い。
本人は、カッコイイと思ってるみたいだが、私個人としては嫌だ。
コイツも中学までは純情少年だったのになぁ…。
健斗とは、中学も同じということもあり、よく話していた。
たまに、『二人、付き合ってるの?』と聞かれるが、その度に二人で全身全霊否定しまくった。
『何するん!?』
私が、叫ぶと
健斗は笑った。
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