バカレシ!!

０１．恋文。

メールボックスを開くと
未読メールがひとつ。

ちらりとユミを見る。
ユミは、ご機嫌な様子で、先程撮ったリアル変顔プリに落書きしていた。

再び携帯に視線を移す。

知らないアドレスからだった。

『誰だよマジで…』

知らない人間に邪魔されたかと思うと、余計に腹が立つ。

私は、本文を開いた。

ゲームセンターは
相変わらず騒がしくて
チカチカしている。

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