はじまり
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幸乃は、ムスッとした顔で俺の回りをうろつきながら。 「そんなことは思っては降りませーん!」 と口をへの字にして、ぷんぷんと言いながら、麗に指を指した。 「あんたはいつも取っ替え引っ替え…」 こんなのは日常茶飯事に化してきている、こいつが怒るといつも隙ができている。 俺は幸乃を押し倒し、唇へとキスをした。 「ン…ぃや!!」 どんっ!!! 幸乃の顔は羞恥心に真っ赤にしていた。
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