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「それで?
どうなったのですか?」
と、天使さんは話しを
促した。
「桃と同じ様に…
4時1分まで遊ばされま した…。
お人形で遊んだり、
おままごとをしたり…」
苺はそろそろと答えた。
「それからは毎晩それの
繰り返しだったのに…」
「…だったのに?
なんですか?」
「三日前から…変なんです」
苺は心底怯えた顔をした。死人の様に顔が白い。
「遊びが…変わったんです」
事務所を緊迫した空気が支配する。
―“鬼ごっこ”と
“隠れんぼ”に―
(それは普通じゃないか?)
僕は不思議だった。
両方とも子供達に人気の
“普通の”遊びではないか…と。
だが苺は、
今までなんとも思わなかった女の子が、
―急に恐ろしくなったのだ
まるで…愛らしい人形が、自らの本性を表し始めたかの様に…。
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