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「私は、
――夢魔(ナイトメア)――
だと思うのですが…」
胡夜は、少し不安そうに、だがはっきりと言った。
もしもそうなら…面倒だ。
「私もそう思います。」
天使さんはすでに紅茶を飲み終えて、クッキーに手をのばしている。
(…緊張感無いなぁ…。)
「夢魔は頭が良いので面倒ですが、頑張りましょう」
笑顔でサラっと言われた。
『…………………はぁ。』
僕と胡夜は、同時に溜め息をついた。
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