零時のお茶会

ファイル１ 赤い靴

｢ひっ……｣

苺は恐怖に怯えて走り出した。

(早く…早く…速く…速く
…どこに隠れよう？？)

『…9…10…11…12…』

(もうすぐ…20になる…！)

｢嫌…！！死にたくないぃ｣

苺は目に涙を浮かべながら必死にどこに隠れるか考えた。

『20。もぉーいーかぁーい？？』

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