ファイル1 赤い靴

15/17
前へ
/22ページ
次へ
「――はぁっはぁっ―。」 呼吸する音が響く。 ―前も隠れんぼをした。 1回目はクローゼットの中に。 2回目はベッドの下。 ―どちらも、すぐ見つかった。 迷う事無く、足音は苺へと近づいて来て… 『見ぃーつけたぁ。』 …と言われたのだった。 その時の顔を思い出すだけで寒気がする。 .
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

131人が本棚に入れています
本棚に追加