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智美が教室に戻るとザワッとクラスが騒いだ
智美は静かに自分の席に付き、気分を落ち着かせる為か、鞄からノートと鉛筆を取りだし絵を描き始めた…
そしてクラスメイトの1人の女子が智美の前の席に座り話しかけた
『ね~ね~、おめでとう♪彼、どんな感じ?』
智美は絵を描き視線も変えずに答えた
智美『最悪…シマウマ頭の馬鹿っぽい…ってか愛ちゃん、からかいに来たの?』
岩城 愛(いわき あい)、彼女は茶髪の髪におしゃれなクラスメイト
愛『あたしさ、変な噂聞いちゃったんだけど…』
智美『うわさ?』
愛は智美の耳元で静かに呟いた
愛『赤崎 英、有山高校の3年でしょ?男でも女でも気に入らないと病院送りになる、歩く凶器って言われてるみたいだよ』
智美は鉛筆をポトリと落とし愛を見た
智美『うそ…歩く凶器?;;』
愛は智美の肩をポンポンと軽く叩き
『悪までも噂だけどね』
そう言って席を離れた
うそ…そんな怖い人と一緒なんて…無理…
智美は、そのままバタンと気絶をしてしまったのだ………
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