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多香子先生『あら?起きたの?気分はどう?』
多香子先生はニッコ微笑んで智美に話しかけた
智美『あっ…大丈夫です』
多香子先生『あんまり、無理しちゃ~体に悪いわよ』
智美『あっ…ありがとうございます』
多香子先生『…あら?あなたもしかして…』
智美『??』
多香子先生『校長の気まぐれで赤崎君と当たった子でしょ?』
多香子先生は、さっき英が座っていた隣のベッドに腰かけた
智美『あっ…はい、最悪も最悪です↓↓』
智美が俯くと多香子先生はクスリと笑った
多香子先生『そうね、気まぐれに当たったのは最悪かもしれないけど…』
智美は俯いていた顔をバッと上げ多香子先生の方を見た
智美『あの、シマシマ頭に当たったのも最悪です!あんまり…良い噂聞かなかったし;;』
智美はまた、ため息をついて俯いた
多香子先生はその様子をニコニコしながら優しく答えた
多香子先生『噂は噂…そうだ!一つ良いこと教えてあげる、赤崎君ね…左手首に傷があるんだけどね…それ何の傷だと思う?』
智美『えっ?傷……喧嘩ですか;;』
多香子先生『残念!実は木に登って降りられなくなった猫を助けようとして落ちた傷なの、猫を抱えながら傷だらけで保健室に来たのよ』
多香子先生はクスクスと笑って自分の机に戻った
智美『……へぇ~』
この時、智美は多香子先生が話した赤崎 英の話には興味がなかった…
だって…興味があるのは2次元キャラだけだもの…
興味持つハズがないじゃん…
これからもずっと…
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