反乱開始

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パソコン室に静寂が訪れた。 ビックリするぐらいの静寂が。 「冗談だよね?」と藤斎。 「まさか……ね?」中田。 「冗談は顔だけにしろよ!……」 と菅原(暴言) 「いや、本気だよ?」本坂。 「今から置いてくるね。」 そう言って立ち上がった本坂を皆、全力で押さえた。 「待て待て待て待て待て待て待て!!」 「実際にやる気!?冗談だと思った!」 「そんな事をしたのバレたら停学っスよっ!!」 皆そう言うと本坂が発言した。 「チミ逹は今のままで良いのかっ!?ずっと都菓子に使われて3年間過ごしてもいいのかっ!?青春はっ!?甘酸っぱい思い出はっ!?初KISSはっ!?全部、新聞という名の強制労働マスィーンに奪われていいのかっ!?今こそ僕らが一致団結して、青春と自由、甘酸っぱい思い出を取り返そうではないかっ!!!!!」 本坂の演説を聞き、菅原以外皆涙した。 「すごいっすよっ!先輩!泣いちゃいました!!」 「感動したよ本坂っ!!ぜひ協力しようっ!!!」 「ガンバロー」 1人だけ覇気が薄かったが皆協力することになった。 計画が始動した……。
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