春の雪
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温かいコーヒーをいれてくれたあなたは、窓の外に目を移し、ゆっくりと呟きました。 「雪か…もう、三月なのにね」 触れそうで触れられないほど、遠い眼差しで 消え入りそうに淡い、甘い淡い声で 薄紅色の牡丹のような口唇で 白い華奢な手を組んで 少しだけ眠たそうな顔をして 呟きました。 「春の雪は優しいね」
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