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刃のように襲い掛かってきた風が柔和な笑顔を見せ初め
体を休めていた草や花たちが眠りからさめ百花繚乱の季節が訪れんとする
平和な情景、笑顔に包まれたような空気、まるですべてが優しく見える。そんな季節
それは永遠の理想でもあるかもしれない
涙ぐましい現実の嵐
向き合いたくはないけど、
じゃないと生きて行けない
限りなく結果を追い求め、限りなく完璧にこだわる
毎日冷たい刃に打たれるような気持ち
心の中では異常気象だ
吹雪が止まず、絶えず駆ける突風の線路みたいな絶望の地
早く旅立ちたい
苦しみと哀しみに引き裂かれるような暗闇の支配地から
喜びと楽しみが行き交う安息の地へ
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