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「さて、答えろよ?」
牡丹は笑った。しかし、目が笑っていない。
「誰の命令だ?」
「グリアラダ・ウ"ォルダイダ伯爵だ。」
「「!?」」
二人は目を合わせた。そして少し険しい顔をしながら、鬼を見た。
「教えてくれてありがとう。」
そう言って、牡丹は鬼の心臓のところに手を置いた。
「な、何をする気だ!」
「案ずるな。今、心を開放してやるだけだ。」
すると、彼女を中心に何かの円陣が地面に青白い光を放ちながら、出てきた。
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