グリアラダ・ウ"ォルダイダ伯爵

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「おかえりなさい!」 玄関の扉を開けると小さな少年の青龍が元気良く迎えた。 「ただいま。」 そんな青龍に優しく微笑みながら応える。 「…まずいことになりましたね。」 「あぁ。」 「少し予想してましたが、まさか本当に…。」 「ウ"ォルドが鬼を操っていたとはな。」 彼等の敵はウ"ォルドはグリアラダ・ウ"ォルダイダ伯爵と同一人物なのである。 「それなら、今まで人間が襲われている理由もわかる。」 奴には会ったことがある。あれは十年前のことだ…。
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