おに、オニ、鬼

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「おもしろいから。」 「「!!!」」 ゲハハハハと大笑いする鬼。そのとき、牡丹が一歩前に出た。 「ああ?何か殺るのか?」 まだ顔のニヤけが取れてない鬼は黒いコートを着た奴の目の前に立った。 「・・・ぇんだよ。」 「ああ?何か言ったか?」 「うるさいと言ったんだ。」 牡丹は今までに聞いたことのないくらい低い声で言った。 「ああ?・・・!」 フォォォォォォォォォ チリン チリン 鬼が慌てて一歩下がった。が、もう遅かった。 ザシュッ! 鬼は上半身と下半身を真っ二つにされてしまった。 「ひぃぃぃ!た、助けてくれ!殺さないでくれ!」 牡丹の代わりに青龍が言った。 「ならば答えろ!お前達はどうやって作られる?」 「と、特にない!強いて言うなら、力があるものだ!」 「力ってどんな?」 牡丹が問う。 「なんでもだ!霊感や超能力など全ての力だ!」
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