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「やっぱりそうだよね…
私…死んじゃったんだ。
まだ、彼氏だってできたことないのにぃ・・わぁぁん。。」
死んでしまった……。
確かにそうとれる状況である。
が、楽斗は楽観的だった。
『(わぁぁんって子供かよ)
まぁ落ち着けよ。人間あんなんで死なないって。』
「わかんないじゃん!
まんがでは車に引かれて死んじゃった野球部の高校生だっているんだよ」
『まんがって……
でも今ゎ人と人なわけだし』
「じゃぁなんで私たちしかいないの?」
『それゎ……ッ』
たしかに周りにゎ彼ら以外見当たらなかった……。
誰もいない静かなところ。
鳥の声すら聞こえてはこない。
そんな場所に2人きり……
「じゃぁ今だけでいいから彼氏になってよ!!」
まぁそうなりますわな。
えっならない?
主人公はなるんです。
しかし、色恋沙汰にはチキンな楽斗。
素直には受け止められない。
『(えっと聞き間違いかな?)
おまえなにいって「だって1度もできずに死ぬなんてやだもん」』
『(返しはやッ)
いゃだからっておまえなぁ…』
「ぶぅ~おまえじゃないもん。
唯だもん、水上☆唯。
覚えてよ。
ねぇ……唯じゃだめ??」
『うッ……』
この時、彼は実感した。
これが女の武器、上目使いなのだと……。
しかし、彼は耐えることができた。
なぜなら目の前にいる女の子ゎ
明らかに
幼かったのだ!
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