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あ~あ、そろそろ起きよう。あれっ、雨降ってる。今日は休みだから、洗濯しようと思ったのに、残念。
やっぱり、独りは良いなぁ。誰に気兼ねなく朝寝坊出来るし、洗濯も掃除もやらなくちゃという義務感もない。生活する分には、独りは最高かな。不安はあるけど、どうにかなるよ。
さて、🚗取りに行かなくちゃ。まずは、朝ごはん食べよう。今朝は、トーストだけでいいか。
ピンポン、ピンポン🎵
『悟郎です』
え~、まだ10時だよ。何の用だろう?
『は~い。ちょっと待ってて』
パジャマのままじゃ、失礼かな。え~い、いいや。
『おはよう。早いのね』
『🚗取りに行くのに、☔だったから、大変かなぁと思って』
『乗せて行ってくれるの?悟郎さん、親切ねぇ』
『いやぁ、みこちゃん、歩くの嫌いだって言ってたから…』
『覚えていてくれたんだぁ』
助かったぁ。でも、まだパジャマだし…
『まだ、起きたばかりで支度してないの。待ってくれる?悟郎さん、朝ごはんは?』
『俺、いつも食べないから。みこちゃん、俺、🚗で待っているから。ゆっくりで良いからね』
『ありがとう』
さあ、どうする。いままで、一緒に働いていて、こんなに親切にして貰ったり、長い時間一緒にいる事なかったのに、どうしよう。何、着ていったらいいかな。☔だから、パンツじゃ裾が濡れちゃうし、スカートじゃ余所行きぽいし、どうしよう。
初めてのデートじゃないのに、私、何考えてんだろう。って、男の人と一緒に🚗に乗るって、デートみたいじゃん。ヤバッ、緊張してきちゃった。
『すいません、お待たせしました』
『早かったね。もっと時間かかるかと思った』
『待たせちゃ、悪いと思って…』
結局、ジーンズにカーディガンにした。軽く化粧してきたのは、身だしなみ。
『みこちゃん、朝ごはん食べられなかったね。マックに寄って行こうか?俺も、腹へってきたし…』
会社兼実家の近くに、マックなんかあったっけ?反対の方向じゃん。
『でも、寄って行くと遅くなっちゃうよ』
『みこちゃん、実家に用事でもあるの?』
『ううん。🚗取りに行くだけよ』
『今日の予定は?』
『別に、部屋の片付けくらいかな。ってなんで?』
『いやぁ、もし暇ならドライブにでも行こうかなって思ってさ。まずいかな?』
『え~、だったらこんな普段着じゃなく、ちゃんとした格好してきたのに』
ちょっと、ブリッコしちゃったかな。
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