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「やらねぇぞ…やらねぇ!!
ぜってぇやらねぇ!!
ぜってぇ自殺なんてしねぇ!!
自殺って…どうすんだ!?
はっ!!
馬鹿じゃねぇのか!?
俺は絶対にやらないぞ!?
ってかやるわけねぇだろ!!
誰が楽しくて自分の体を何回も何回も刺さなきゃいけないんだ!?
それにバスタブに顔をつっこんで窒息死だと!?
そんな自殺したやついんのかよ!?
…ちょっ…いや…まさか…俺の体を操って無理やり!?」
「そんなことして何になるんですか?それじゃぁ全然見てて楽しくないじゃないですか?自分の意思で死ぬからこそ面白いんじゃないですか…」
「こいつ…どんだけ性根腐ってやがるんだ…」
「あははははっ!!あなたに言われるとコントみたいですねぇ」
まったくだった…。
「まぁもちろん、へたれなあなたではこのまま自殺することは難しいでしょうからねぇ、自殺したくなる様に私がお手伝いしてあげます、だれでも自殺したくなるんですよ、私のとっておきの呪文を聞くと」
呪文だと?
哲男は息を飲みその呪文を聞いた。
「制限時間をつけます」
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