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最近は毎日仕事に行くのが
楽しみになってきた
相変わらず単調な作業の
繰り返しだが
となりにはお気に入りの
真理ちゃんがいる
派手ではないが
家庭的っぽくて
素朴な感じだ
ちょこちょこと
ちょっかいを出しながら
いろいろ話した
ぜひとも辞めないでいてほしい
真理ちゃんも県外から
来ていて
友達がいないっぽい
いつも休憩時間は
ぽつんとベンチにひとりで
座っている
よくわからない感情が
あふれてくる
その後ろ姿を見ていたら
ぎゅーって抱きしめたくなる
守ってあげたくなる感じだ
昼休みはかなり大きな食堂で
みんなご飯を食べる
中には弁当を作ってきてるひともいる
僕は日替わり定食を頼み
席を探す
昼時はひとだらけで
正直うざい・・・
6人掛けのテーブルも
みんな相席が当たり前
やっと空いてる席を見つけたが
そこには真理ちゃんが
座っていた
どうしようかな・・・
意識すると逆に
やりづらいか
僕は座るまで気がつかないそぶりで
座ったあとに
「おー真理ちゃん」
と言ってみた
わざとらしい・・・
「どうも・・」
軽く挨拶をした
真理ちゃんは手作り弁当を
食べていた
顔ちっちゃ・・
やばい!かなり意識してしまった
ホント垢抜けてない田舎の
女の子って感じで
何故こんなに惹かれてるのか
自分でも理解不能だ
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