告白と同棲

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居酒屋でも真理ちゃんの 隣に座った みんなで乾杯をして ガヤガヤしてきた 「ビール飲めるの?」 僕が聞くと 「はい、少しだけど」 と言っていた 色白の真理ちゃんの 頬が少し赤くなって 色っぽく見えた 「真理ちゃん趣味は?」 「趣味ですか?んー料理かな」 「そーだよね、毎日 弁当作ってきてるもんね」 「料理うまい?」 「さぁー美味しいかどうかはわかりませんが・・・」 「何料理が得意なん?」 「うーん、何でしょうね? 何でも作りますよ」 酒の力か真理ちゃんが いつになく饒舌だ このあたりで探るか・・ 「真理ちゃんの彼氏とか 手料理食べれていいなぁ」 「彼氏とかいませんよ」 「嘘やん、かわいいのに」 さりげなくかわいいとか 言ってみる 「・・・・」 やべっまた沈黙到来! 「よかったら携帯教え合いっこしない?」 「・・・・」 「嫌?」 「え、いやじゃないですよ」 少し慌てている 「じゃあ僕のから教えるね」 「は、はい」 僕らは電話番号を交換した こうしてとりあえず 第1ステップは クリアした
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