友達

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ひろちゃんと急速に 近づいていく 真理もいいかげん 「またぁー?」 と諦め顔だ 真理がひろちゃんに 嫉妬してる 「浮気してる訳じゃないだろ?」 そういっても真理には 届かない 3人で遊べることがベストだが 真理はひろちゃんを 部屋に上げる事を かたくなに拒否する 「真理が1番大事だけど 友達も大事だろ?」 「私はショウくんだけで いいもん」 こんな時は真理が もう少し友達とかいたらと 思う そして僕はまたひろちゃん のとこに出ていく 「なぁひろちゃん 真理が嫉妬してるから 遊ぶ回数減らそうか?」 真剣な顔で相談する 「ごめんねーわからなかった 全然いいよ」 「ごめんな」 ひろちゃんには悪いと 思ったが 真理の悲しむ顔を みたくなかった 特に何の記念日でもないが 僕は花を買って帰った 「ただいま」 「今日早かったね」 少しイヤミに聞こえた 僕は隠していた花を 渡した 「え?え?何?」 真理は驚いた顔をした 「いやー淋しかったかなと 思って」 真理の顔がみるみる輝いていった 「ありがとー」 真理は涙を流し抱き着いてきた グシャ・・・ 花潰れてマスヨ ま、いっか・・・ 僕は真理の頭を撫でた
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