267人が本棚に入れています
本棚に追加
/322ページ
夏休みがやってきた
毎日ギターをいじり倒していた僕は
オリジナルで曲を作る事に
集中していた
昼間は家に親がいない事もあり
エリカを呼んでは
ギターをかきならして
歌っていた
僕の家は裕福ではなかったが
とりあえず自分の部屋はあった
エリカがくると内から
バットでドアを押さえ付け
鍵をかけていた
密室に2人でいて
音楽がガンガンかかっている
僕はエリカを押し倒し
キスをした
欲望のブレーキが聞かなくなっていくのがわかる
嫌とかダメとか
遠くで聞こえる感じがした
僕らはひとつになった
その日を境に
猿になった
毎日毎日飽きる事なく
やり続けた
あっというまの夏休みだった
シンジが家に遊びにきた時
僕はエリカとの事を自慢げに語った
シンジにもユキという彼女がいた為
僕は大人ぶって事こまかに
こうするんだとか
あーするんだと指導していた
最初のコメントを投稿しよう!