真理

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朝、目がさめると となりに真理がいない 台所に立っている 「おはよ」 軽く声をかける 「おはよう、昨日ごめんね」 あれ?普通だ 「昨日のアレどーしたん?」 「ごめん・・・淋しくて なんか変になっちゃって」 「もう大丈夫か?」 「うん、ゴメンね」 ホント大丈夫かな? なんか安心したら お腹がすいてきた 「ご飯食べにいくか?」 「うん、行きたいっ」 「準備どのくらいかかる?」 「30分くらいかな」 「じゃぁ先にガソリン 入れてくるわ」 「わかった」 僕は先に車に乗り スタンドに走った ひろちゃんにも電話しとくか 「もしもーし」 寝起きの声だ 僕は昨日の出来事を 話し出した ひろちゃんは少し黙って 「ショウちゃん、それは 多分うつ病じゃね?」 僕は全く関わってこなかった分野だ 「どうしたらいいんかな?」 「わからないけど心配を かけないようにしてあげるしかないんじゃ?」 「そやな、ありがとう」 僕はガソリンを入れて 家に戻った
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