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その日のうちに
真理の荷物を片付け
宅配便に取りにきてもらった
ほぼひろちゃんがやった･･
一通り片付けが済んで
「今日は帰るわ、明日会社で」
と言ってひろちゃんが
立った
ぼーっとしてる僕に
「変な気起こしたらだめだよ」
と少し心配そうな顔で
声をかけ帰った
「大丈夫、ありがとう」
カラ元気だが笑いながら
見送った
外は完全に暗くなっていた
真理から連絡あるまで
待とう
明日から仕事だし
気持ちを入れ替える
明日から仕事･･
あ！真理の事を上司に
伝えとかないと！
本来なら本人か親が
連絡しないといけないのだろうが
事情が急なだけに
僕から連絡した
「えー退社？困るな」
「すみません･･･」
困ると言われても
しょうがない
僕はちゃんと出勤すると
伝え電話を切った
そういえば昨日から
何も食べてない事に気付いた
とりあえずビールを取ろうと
冷蔵庫を開けると
真理の手作りサラダが
あった
ビールを飲みながら
真理の最後の手料理を
口にした
また泣いてしまった･･･
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