前進

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そして電車は走り出した あのファミレスが あっという間に見えなくなった 真理は元気に振る舞っていたが やはり深刻な問題なのだろう 僕はそんなことも考えきれずに わがままに行動していた 好きだからこそ迷惑を かけたくない・・・ そして真理に 縛られる事なく 自分の道を進んで行ってほしい その為の別れ・・・ 真理のやさしさに触れ 僕は電車の中で 人目も気にせず泣いた 最後まで真理に甘えてしまった ありがとう、真理・・・ 後ろを振り返ってばかりじゃ 駄目なんだ 進もう・・・ 僕は真理のおかげで 前に進む勇気をもらった ありがとう、真理・・・ バイバイ・・・
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