就職

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「こんにちは面接にきました」 すると40過ぎの人が出てきた 僕は個人商店というイメージをもっていたが バイクが20台ほど並び 車も並んでいた キチンとした会社だった あぁ受かる訳ないや そう思いながら席につく 名刺をもらったら 店長ではなく代表取締役と かかれていた 僕の不細工な履歴書に 目を通す社長 恐る恐る顔を覗くと 急に笑顔・・・ 『よし採用』 えぇ!! 驚いてつい 「何故ですか?」と 尋ねてしまった 馬鹿だ・・・ 聞けば地元が同じらしく 過去に働いていた人も 地元が同じでよく頑張って くれたらしい ありがとう地元の人 そう心の中でつぶやいた 『いつから働ける?』 僕はすぐに 「いつからでも」 と言った しかし、またしても問題が 発覚した やはり配達もあるらしいのだが シンジの家から結構ある どうする・・・ 悩んでいたら社長が 寮に入るように言ってきた 一軒家に配達をしてる大学生が 2人住んでいる そこに住むよう言われた 考えてもどうしようもなく お願いする事に決めた ぎりぎりだったが どうにか就職する事が できたのだ
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