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中学卒業式の日に
私を避けだした奴を
たむろしている所に
呼び出した
「オメエ何避けてんだよ」
がたがた震えている
タケシやアキラたちが
座って見ている
私はそいつの髪を掴み
引っ張った
「痛い、やめてよ」
泣き叫ぶが誰も助けない
「うるさいんだよっ」
私はソイツを蹴りまくった
「ごめんなさい、ごめんなさい」
うずくまり震えている
「消えろよ、ブス」
そう言い放つと
ヨロヨロと走って逃げていった
「エリカ、やるじゃん」
みんなに誉められた
まだ心臓がバクバクしている
この感覚、気持ちいい
高校に行きだしたが
女だらけはつまらない
とても彼氏や男に
見せられたもんじゃない
教室ではナプキンが
飛び交い陰湿ないじめもある
くだらない･･
物足りない･･
タケシはいつも帰るときに
盗難車のバイクで
迎えに来てくれる
私はそれを友達に
自慢しながら帰る
気持ちいい･･･
そしてまたたむろして
シンナーを吸った
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