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俺はショウを見送った
とりあえずユキの話を
聞いてショウに明日でも
報告するか・・・
家に帰り着き安心したのか
とにかく眠い
俺は自販機まで歩き
お茶を買って部屋に戻った
部屋にはユキがいる
テンションがあがった
「ユキ、お茶飲む?」
そう言ってお茶を渡す
「ねぇシンジ、ここやばいよ」
「なにが?ばれないって」
「ばれるよ絶対」
ばれると言われても
俺はどうする事もできない
仕事だって新卒で入ったし
部屋も出れる訳がない
「なんでばれるんだよ?」
「ショウが名刺やったじゃん」
そもそもユキが
先走って逃げてきた事に
問題があると思うのだが・・
「ショウは口割らないよ・・・多分」
「ユキの彼氏まじ
ヤバイんだって!
ショウがしゃべるよ」
「わかった、明日話そ」
だるくなって
俺は電気を消しユキに
抱き着いた
「ごめん、今はそんな
気分じゃないんだ」
そう言ってユキはまた
電気を着けた
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