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それから3ヶ月
僕は相変わらずの生活を
送っている
だが、あの日以来タケシから
連絡がない
こっちからもかけづらくて
電話してない
こっちから電話してみるか
そう思い携帯を開いた
すると調度
僕の携帯がなった
名前は出ていない
知らない番号だ
普段なら知らない番号は
決して出ないのだが
あまりにいいタイミングすぎて
出てしまった
「もしもし誰?」
「・・・」
「ショウくん?」
静香の声だ
「おー、どうした?」
「ちょっと相談があるんだけど今から会えない?」
僕は友達少ないくせに
この相談事が多い
多分、昔いじめられっこだったから
人一倍、優しくしてしまうからだろう
「タケシは?」
「今、地元に帰ってる」
「え?いつから?」
「2ヶ月前くらいから」
なんか話が長くなりそうだったから
いつもの居酒屋で待ち合わせた
僕が居酒屋に入って10分程して
静香が現れた
軽くビールを飲みながら
本題に入った
「で、どうした?」
そう聞くと静香は
淡々と話し始める
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