出会い

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「うん・・」 「そう・・」 「ショウくんの事が 好き・・・ゴメン」 僕は飲みかけていたビールを 吹いた 全く訳がわからない すると静香が携帯を差し出した 「も・・もしもし」 ドキドキしながら言うと 「前からそうじゃないかと 思ってたんだよ」 とタケシが言った 「もういいわ・・・静香と 仲良くやれよ」 そう言って一方的に 電話を切られた 放心状態の僕に静香は 「ゴメン・・そういう事なん だけど付き合ってくれない ?」 と畳み掛ける 静香はイイ女だ だけどすぐに返事は できなかった 「しばらく考えさせてくれ」 と言うと 「わかった・・考え決まったら 電話ちょうだいね」 と言って僕らは 居酒屋を後にした 寮に戻り考えた 出会い方さえ こんなんじゃなかったら 喜んでOKなのに・・・ 僕は悩んだ かなり悩んだ 次の日の仕事に力が入らない位悩んだ そして 結論が出た 僕は静香に電話をかけて よろしくと言った 僕らは付き合う事になった
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