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家に着くと
明かりがついてる
静香が帰ってきている
「ただいま」
なんとなく罪悪感があった
「毎日毎日なんで遅いの？」
静香が怒っている
その姿を見て急に
血がのぼった
「付き合いだから
しょーがないだろ？」
怒鳴り付けると
「付き合いとか知らない」
と泣き出した
さらに血がのぼった
給料袋から札を取り出し
静香に投げ付けた
「こんだけ稼ぐのが
どんだけ大変かわかってん
のかよ」
さらに怒鳴った
「静香も子供産むのに
いつまでも働けないだろーが？」
「俺が稼いでくるんだから
ごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ」
すると静香は黙って
啜り泣いていた
「もう寝るわ」
と僕は怒鳴り
布団をかぶった
布団の中で徐々に冷静に
なってくる
静香に１番に喜んでほしか
ったハズなのに･･･
でも謝ることなんて
絶対に出来ない
やっぱり静香が悪い
給料日にあんなに
怒らなくても･･･
いろんな複雑な気持ちの中
僕は眠った
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