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ある日明日香はNo.２の礼子から「話たい事がある」と言われる…
「礼子さんがあたしに何の用事なんだろ？」
不思議に思った明日香は、店が終わった後礼子と、飲みに行く事にした。
「明日香ちゃん、私『椿』を辞めようと思うの…
「辞めちゃうんですか？突然に何かあったんですか？」明日香は礼子に聞いた。「実は高岡さんと結婚しようと思っているの」
高岡とは礼子の客で、何となく付き合ってるのかなとは思っていたがまさかそこまでの関係とは思っていなかった。
礼子は続けた…
「ﾏﾏにはもう話してあるし、辞めるのは了承済みなの。ただ私が辞めた後のお客様については明日香ちゃんが受け継いで欲しい」
「どうして私なんですか？」
「百合とは長い間一緒に働いたし、ずっといいﾗｲﾊﾞﾙだった。ただ、私のお客様は多分百合よりも明日香ちゃんの方が相性が合うはずだし、受け継いでくれれば私も安心して『椿』を辞める事が出来る。だから明日香ちゃんにお願いしたいの」
「わかりました。礼子さんのようには行かないかも知れないけど、頑張ってみます」
その一週間後、礼子は『椿』を去って行った
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