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そして再びところ変わって、無事なんとか湯船から出られたミミカさん。
ことにの成り行きについていけない同じく小さな3つ子の女の子達に注目しています。
てゆうか、むしろ脅えてませんかね?
挙動不振で辺りをキョロキョロしてますが。
ミミカ「あの‥大丈夫ですか?」
サフラン「!! シャー!!」
ミミカ「きゃっ‥!」
ミミカさんの声かけに身をこわばらせ、幼女達が突然暴れだしました!
ミミカさん、弾みでコケました!大丈夫ですか?
オリビア「に゙ゃー?!」
?
何かに驚いてますね。
ラベンダー「お前喋るなー!!」
あ、私ですか?
オリビア「どこだー?!どこにいるんだー?!」
ナレーションなので私はどこにでもいますし、どこにもいませんが?
強いて言うなら風呂場です。
だからそんなに武器を持って唸らないで下さい。
ラベンダー「お、おおお落ち着け、サフラン、オリビア!冷静さを欠いたら負けだ!!」
サフラン「でででも、ラベンダー!どこから声がしてるんだ?!」
はい、わざわざ名前を教えてくれましたよ。
親切な幼女ですね。
『ぅわ゙ーん!!怖いよぉぉっ!!!』
とうとう泣き出した3つ子に、ミミカさんがオロオロしながらも空をキッと見上げました。
ミミカ「ナレーションさん、出ていって下さい!!」
おぉっ?
いつになくミミカさんが強気です!
自分より小さな幼女達を守ろうとする本能でしょうか?
背丈はドングリの背比べではありますが。
それはともかく──‥
そんなこと言ったら誰がこの現状をお知らせするんですか?
『あー、雄叫びが聞こえますねー。ボブさんがおそらく暴れてるんでしょうかー?あ、今誰か死んだっぽいですねー。声から察するに謎の集団の誰かですかねー?』
‥みたいな曖昧さMaxのナレーションになりますよ?
ミミカ「う‥」
はい、ミミカさんの負けです。
では、もう少し様子をナレーションしてきましょう。
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