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ユウタ「ハル?!」
ヒロユキ「どうした?!」
それだけ衝撃的なものを見たんでしょうねっ!
イサ「一体なんだと──‥」
おぉっ!
やっとたゆたってた人が起きましたよ。
さっきまで茶髪女──‥ハルさんて呼ばれてましたね。
えー、ハルさんのいた所へ視線を移しました。
いや、移しちゃダメでしょう。
はい。ボブさんとばっちり目が合いました!
イサ「これは──‥!」
無表情ですけどこれは感動してるんでしょうか?
びしょぬれ少女もボブさん見ました。
顔をしかめてます。
失礼な方ですね!
イサ「なんと立派な──‥キングコング!」
リブル「え?!コレ魔物?!」
ボブ「……」
知りませんよ。私は
今度はボブさんが固まりましたね。
なんという命知らずでしょう。
サイボーグなみの強靭さをもつボブさんにそんなことを言うなんて!
あ、そうこうしている内に大分他の所も湯気が晴れてきましたね。
ミミカさん?
ミミカ「‥え?」
ことの次第を呑み込めないでポカンとしていたミミカさんが、ハッと我にかえりました。
その位置は、危険ですよ?
ミミカ「……?」
ミミカさんの目の前に、先程転んだ男二人組が姿を見せました。
ユウタ「…………」
ヒロユキ「あー‥」
ミミカ「…………」
ばっちり目が合いましたね!
完全に視界良好です。
ピクピクしてるリディアにニコニコキャットさん、恐いです。
完全に空気が凍りついてます。
ユウタ「……」
目のやりばに困ってらっしゃいますね!
ヒロユキ「なぁ‥なんで女風呂らしき所に男がいるんだ?」
やや長身の男、しっかり見てます。
やはり、彼の言っているのはボブさんのことでしょうかね?
ミミカ「──‥」
ミミカさん固まりながら、ゆっくり下から上へ紅潮していきます。
プルプルです。
ミミカ「ひっい、やああああああぁぁっ!!!」
「!!」
ミミカさんの悲鳴に我に返ったのはボブさん!
覚醒です!!
逃げてぇぇっ!
変質者さん達ぃぃぃっ!!!
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