十二詩

丑

私はとても背が低い

だから歩幅が短いの

背が高いあなたと歩くと

すぐに引き離されてしまう

だからあなたは私に合わせてゆっくりと歩を進めてくれる

私たちの歩みは遅い

二人で歩くとこの道はいつもより永く感じるわ

だけど私たちは牛歩のようにゆっくりと歩みを続けよう

二人の幸せを噛み締めながら…