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何気ない学校生活…
「おい、待ってくれ!!」
俺はよくわからないが誰かにさけんでいる…
「いかないで!!」
誰だ…
「いくな!!○○ー!!」
・・・
「・・・と!!」
どこから声が聞こえてくる
「・・・ぶか!!・・と!!」
誰だ?
「大丈夫か!!優斗!!」
うっすら目をあけると高校に入って最初にできた友達藤木 慎也が僕に向かって叫んでいた
「うっ…うーん」
気がついたら僕は保健室のベッドの上で横になっていた…
「慎也…?」
『そうだ…さっきの体育の時間でサッカーをやってて…』
「お前ってほんとどんくさいな…」
考えるよりはやく慎也がしゃべってきた
「普通あんな失敗なんてしないぞ…ド派手にボールを顔面にぶつけて…」
そうサッカーの時間で友達からのパスを胸でトラップしようとして顔面に当たったんだ…
我ながらどんくさい…
「ごめん…で試合はどうやった?」
一応きいてみる
「アホ!!お前をここに運ぶんで試合どころやないわ!!」
やっぱり
「すまんな」
一応謝っとく
僕はほんとに運動音痴で球技なんでもってのほか…
とにかく僕らは保健室から出て服を着替え教室に向かった…
『でもあの夢はいったい…』教室への道のりずっと夢の事が頭から離れなかった…
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