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突然、足に力が入らなくなった。
―あれ?どうしたんだろ?
そのまま俺は倒れてしまった。
皆が心配してよって来る。
「佑樹!大丈夫か?」
「うん、大丈夫、ちょっとこけただけ。」
そして立ち上がろうとする。
しかし、右足にしか力が入らず、左足には全く感覚が無い。
それでも無理矢理両足で立とうとすると、バランスを崩し、また倒れてしまった。
「おまえ…立てないのか?」
「…そうみたいだ。」
「先生呼んでくるから、ちょっと待ってろよ!」
部員の1人が先生を呼びに行って、他のやつらは、皆俺の近にいて、励ましてくれた。
…ただ一人を除いて。
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